2008年2月8日の建設通信新聞(2面)に「防災ナビ」の記事が掲載されました。


工事現場に地震速報 Sバンド対応端末 通信インフラ不要


 エムエスシステムズ(本社・東京都豊島区、高井俊夫社長)は、Sバンド防災放送を使った緊急地震速報受信端末を開発した。気象庁が発表する緊急地震速報を人工衛星経由で受信するため通信回線が必要なく、通信インフラが整っていない工事現場などの屋外でもいち早く災害情報を得ることができる。受信端末は持ち運ぶことができ、GPS(全地球測位システム)機能により位置情報を取得して、その場所の地盤情報を自動的に設定する。3月からのSバンド防災放送の本格スタートに合わせ、販売会社を通じて拡販する。

 Sバンド放送は、雨による減衰が少ない2.6ギガヘルツ帯を使い、専用衛星MBSATで緊急地震速報を全国に配信するサービス。ユーザーが増えて情報量が多くなっても伝達が遅くなるなどの不具合は発生せず、地震による関連インフラ破壊などの影響を受けない。

 また、パラボラアンテナや通信回線といった大がかりな設備、設置工事は必要なく、どこでも簡単に設置できる。一般的な通信回線を使った受信端末では設置が困難だった工事現場、作業場でも容易に緊急地震速報を受けられる。

 受信端末を設置した場所での推定震度や到達時間、震源位置情報を算出し、画面や音声で警報を発信する。二次電池を採用しているため、電源がない場所でも利用でき、館内放送システムや警告灯、文字表示板などの周辺機器に接続するインターフェイスを備えている。

 幅150ミリ×奥行き50ミリ×高さ120ミリと小さく置き場所を選ばず、重量も1・3キロと持ち運びも簡単だ。

 Sバンド防災放送は、将来的に、自動車や鉄道などの移動体への応用も視野に入れている。


(建設通信新聞より引用)



2008年2月8日建設通信新聞の記事 [PDF]