「緊急地震速報」は、震源近くで地震(P波、初期微動)をキャッチし、位置、規模、想定される揺れの強さを自動計算します。地震による強い揺れ(S波、主要動)が始まる十数秒から数十秒前に、素早くお知らせします。(資料:気象庁)

緊急地震速報には限界があります。

  1. (時間)
    ・情報を発表してから大きな揺れが到達するまでの時間は長い場合でも十数秒から数十秒
    ・震源の近いところでは、情報の提供が主要動の到達に間に合わない
  2. (誤報)
    1観測点のデータを使っている段階では、ノイズによる情報を発表する可能性があります。(事故、落雷、機器の障害)
  3. (地震規模等の推定の課題)
    ・特に大規模な地震に対しての推定精度の限界があります。
    ・複数の地震が時間的・空間的に近接して発生した場合に、地震を適切に分離できず、的確な情報を発表できないことがあります。
  4. (震度推定の課題)
    ・統計的な距離減衰式による震度推計の精度の限界。
    ・表層地盤における増幅予測の限界